2012-09-24から1日間の記事一覧

大正期 びっくりさせる 斬新さ

吉屋信子の「黒薔薇」を読んだ。 今読むとそのS小説と言われる内容の斬新さにびっくりした。谷崎潤一郎の「卍」に匹敵する過激さである。 大正期はエログロナンセンスと言われるが、その内容たるや今をしのぐ意気盛んなものがあるようである。この小説は自…