2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

風雲児たち幕末編

みなもと太郎という漫画家のファンである。 彼の漫画「風雲児たち幕末編19巻」が先日発売されて、早速購入した。今回はいよいよ吉田松陰が処刑され、安政の大獄が佳境を迎えている。 西郷隆盛の不遇の時代など、この漫画を見ると通り一遍の幕末が文字通り…

成績アップについて

個人指導が主となり、つきっきりで教えることがほとんどとなった。熱心に勉強してくれるのでやりがいがあるのであるが、結果がすぐ見えるのでいろいろ気づくことがある。 教える側が上手く教えたと思う時、以心伝心で生徒の方は分からない顔をしては先生に失…

桂枝雀CD届く

注文していた桂枝雀のCDが届いた。 早速、懐かしい声を聞いた。映像がないのが残念。 解説書にあるように、確かに枝雀は人を笑わせるためにしゃべっていない。笑われるためにもしゃべっていない。一緒になって笑いたい!といって演じていた。ということが…

憲法改正について

辻井喬の憲法についての本を読んだ。彼の憲法擁護の話は分かりやすいし、賛成すべきことが多い。ただし、護憲派で分からないのは自衛隊が違憲であることについてきちんと語ってないことである。 三島由紀夫が死ぬ前に明言したように自衛隊は違憲である。自衛…

金光無念

金光学園が甲子園にあと一歩のところで敗れた。まさに9回裏まで、5対2で勝っていたのにである。 相手の関西は甲子園の常連で、最後の最後に開き直ってぶつかってきたようである。 金光にとっては最後の最後に息の根を止めるだけの力がなかったということ…

福山城の清掃

夜遅く福山城の正面を通って帰る。その時石垣がそびえているのであるが、その石垣のところどころに成長の速い雑草のような木が生えているのが気にかかっていた。 今日、帰りに見るときれいに取り除かれていた。スッキリし、城も心地よさげであった。 やると…

心の虫について

山代巴という人が福山の奥、府中市のさらに奥の方の町で育ち、2004年に92歳で生涯を終えた。 夫が共産党員で獄死し、彼女も戦争中を獄中で過ごし、戦後は地方で平和運動に携わって生きた人である。 獄中の一般の犯罪者との交流や看守との交流、農村で…

隠岐の海強いな!

今場所は相撲を見る機会が多く、久しぶりに相撲取りの顔を見た。日馬富士の活躍もさることながら、大関候補の琴ショウ菊や鶴竜、キセノサトの3人が10勝をあげ、来場所が混沌としてきた。琴ショウ菊の大関昇進を阻止した隠岐の海の強さが印象に残った。 国…

高校野球県大会佳境

高校野球の岡山県大会のベストフォーが決まり、金光学園が勝ち残った。 混交の生徒が応援に行っていて、塾に来るなり、勝った!勝った1の連呼である。 月曜日が準決勝、それに勝つと火曜日が決勝だそうである。 金光が甲子園に行くとなると初の快挙である。…

ユーチューブにはまる

インターネットでアガタ森魚を検索したら、ユーチューブで彼の歌がたくさん聞けた。続けて、三上寛、遠藤賢次と聞き続けてしまった。特に遠藤賢次はレコードでしか聞いたことがなかったので、映像を始めて見て、そのぶつかるような迫力にぶったまげた。 しか…

原田芳雄死す!

原田芳雄が死んだという記事を見た。 中村敦夫とともに突如出てきて、すごい存在感を示した。 晩年の 父と暮らせば は彼の今までのすべてを凝縮したユーモアのようなものが醸し出されているようで興味深かった。 ご冥福を祈る。

6時だ!クイズだ!マルフクだ!

その昔、6時だ!クイズだ!マルフクだ!というクイズ番組があった。広島のローカル番組であったと思うが、番組の進行役の一人に桂小米がいて、まだ新米の落語家であった。大変神経質そうな風貌は頼りなさと、誠実さが入り混じっており、好感が持てた。 その…

台風で休講

今日は大型の台風が接近したため、塾は休講となった。昼ごろ、まだ四国沖に台風はいるにもかかわらず傘も差せないほどの強風が吹き、ビビった。 福山は災害のない街でありがたいのだが、それでも心配でびくびくした。 夜、9時ごろには風も収まり、安心した。…

ナデシコジャパンおめでとう

6時過ぎに起きるとまだサッカーをやっていてびっくりした。しかも、歴史的な優勝の瞬間である。 ゴールのすごさも感激したが、後の喜びの様子を見て、世界一になるチームは違うなと思った。監督とかコーチの顔色をうかがっている様子がない。一人ひとりが独…

井生は偉い!

カープに井生という選手がいる。松坂世代で、カープでは東出と同期である。長い二軍生活でもくさらず、努力をしてきた。 その井生が、プロ入り初ホームランを金曜日に打ち、その後もタイムリーを記録した。 そして、今日前田の代打というこれ以上ないプレッ…

私大模試の更正原稿来る

私大模試の原稿を出しておいたのであるが、更正原稿が帰ってきた。 没になることも憂えながら、一生懸命つくったので、更正原稿が来た時点で、ホッとしている。 この模試による手ごたえを受験生諸君が感じてくれたらと祈る。

原発について

菅首相が脱原発依存の記者会見を行った。 この人は、TPPも消費税も自分の名前を後世に残すのが好きなのか、その先鞭をつけることに異常な執着を持つようである。国民の世論を二分するテーマを大きく出すことで自分の政治家としての価値が上がると考えてい…

高橋秀全版画展に行く

今日は授業時間が一こま空いていたので、高橋秀全版画展を見に行った。 福山出身の現代美術家で私の大好きな人である。以前天満屋の個展があった時、本人を直接見る幸運に預かったが、まさにイメージ通りの人であった。 イタリアでエロスの作家と言われただ…

落語を見る

NHKBSプレミアムで落語を見た。今日は林家木久扇と桂三枝であった。 木久扇は林家彦六の話で、木久扇が弟子入りするまでのいきさつや、彦六の味のある生活ぶりを面白く語った。 また、三枝は大阪の庶民の話や年寄りの老いの哀切を面白く語った。 どうし…

LED電球を買いに

塾の階段の電球が切れたので、ホームセンターにLED電球を買いに走った。それは良いのだが、値段も種類も多くどれにしてよいのか大変迷った。 白熱電球にすると百円ちょっとで買えるものをと思いながら、さすがに白熱電球は節電の時勢に合わない気がして、…

永瀬清子作品集を読む

岡山の三大河川の一つに吉井川がある。熊山橋はその下流に掛かる立派な橋である。その袂に永瀬清子の記念碑がある。 熊山は岡山白稜高校の最寄り駅であり、入試のたびに生徒の受験に付き添う傍ら、この町付近は歩きまわった。以前からこの女流詩人のことが気…

梅雨明けしてたんだって

今日も暑かった。今週は天気予報では曇りの日が多いと聞いていたのに… 真夏の予感はしていたし、その覚悟もしていたつもりであるが、梅雨明けをしていると聞いて、やはり、こたえる。 6月が暑かっただけに、長い暑い夏になりそうな嫌な予感がする。 これか…

高校野球県予選始まる

高校野球の県大会が今日開会した。 それにつけて、盈進の野球部員の練習量は半端ではない。教えている生徒に一年生が一人いる。朝4時起きで学校に行き、夜9時前に帰ってくる。いよいよこれから寮に入るため、塾にも来れなくなるそうである。 これだけやっ…

サルスベリ発見

夏の花というと、サルスベリの赤がふさわしい。 クチナシが咲き、ノウゼンカズラが咲き、夾竹桃が咲いたが、まだ、サルスベリは確認していなかったが、今日そのサルスベリが咲いているのを発見した。 先日、セミの初鳴きを確認して以来、セミの声を聞いてお…

時代小説ベストセレクションを読む

長谷川伸、杉本苑子、陳舜臣、澤田ふじ子、皆川博子、南原幹雄、子母澤寛、戸板康二、松本清張、山本周五郎の市井ものセレクションを読んだ。市井ものというやつは今まで、ほとんど読んだことはなかったが、読んでみたい気はあった。どれも面白かったが、長…

母さんの見舞い

今日久しぶりに母さんの見舞いに出かけた。 病状が安定し、救急の病院から以前お世話になっていたリハビリをしっかりしてくれる病院に先週の金曜日に移っている。弟があれ以来毎日つきそってくれており、ありがたい。 3年前母さんはこの病院に長い間お世話…

セミの初鳴き

朝、セミの声が聞こえた。まだ、単独の鳴き声で、合唱にはなっていなかったが、間違いない。 いよいよ、夏本番である。 気持ちをこちらも夏モードに切り替え、頑張るぞ!

猫の門付け

窓を開け、網戸にすだれだけの状態で寝ることが多い。先日もそのような状態でさあ寝ようかと思う夜更け、猫と目があった。すだれの隙間から愛おしそうな眼をしてこちらを見つめるのである。 猫は嫌いではないが、飼う気はないので、当惑した。 急いで電気を…

オープンキャンパスについて

大学選びに、オープンキャンパスは欠かせないものとなっているようだ。 大学が身近なものとなり、大学の方で学生を集めなければならない情勢ということもあり、国立大学も含めて魅力あるオープンキャンパスを提供しているるようだ。 期末試験もそろそろ終わ…

山田風太郎について

山田風太郎の忍法創世記を読んだ。 死後に刊行されたもので、「柳生十兵衛死す」のもとの構想となったものらしい。 とにかく破天荒で面白く、かつ教訓めいたものが一切ないのが良い。 この人のセックス感は非常にシンプルで、その快楽と裏表のはかなさとの間…