2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

自由律 豊かな躍動 素晴らしい

住宅顕信という自由律俳人がおり、25歳で白血病のため亡くなった。中卒で料理学校に働きながら通い、卒業後仏教に惹かれ働きながら通信制で資格を得、得度し、坊主となった。早くに年上の女性と結婚したが22歳で白血病を患い、そのため子を引き取って離婚し…

人権を 第一とする 世を目指せ

橋下氏について昼のテレ朝の番組を見たが、けんかの上手い人である。きっちり言いたいことを言い、一気に自分の世界を築き気がついたら自分の思い通り数を集め、支配する。機能性を高め、競争力をあげるためには力が必要である。 良いこともあるが、いや違う…

正義をかざす 時ほど怖い ものは無い

昨日の大阪の選挙の話の続きであるが、正義を行う時ほど怖いものは無い。ということを誰しも自覚しておかねばならないと思う。確かに、大事な時に決断を先延ばしにし、どっちつかずにいるものは邪魔に見えるかもしれぬが、決められないには決められない理由…

選挙には 劇場型が 一番か

大阪の選挙は橋下イズムの圧勝となった。確かに会見を見ても、魅力のある人である。しかし、危なさの多い人である。やりたいことを思いついたら、その負の側面について考慮のできる人とは思えない。 しかし、投票率は高かったわけだし、得票率も大きかった。…

推薦で 合格の報 良くやった

推薦入試で合格したとの連絡を生徒からもらった。どうしても合格したいと、新聞のスクラップを作り、関係するメモを作成し、自分の大学での研究テーマなど熱く語っていただけに、合格の報を聞いて、うれしかった。大学でのさらなる精進を心より願う。 今日は…

手紙には 心の内が 見えかくれ

湊かなえの「往復書簡」を読んだ。中編の作品が3つで「告白」と比べ、重量感がない気がする。しかし、引きずり込まれ最後まで読まされ、そして、それまでの展開をひっくり返された。やられたという感じで終わるところが心地よい。 昨日は向田邦子の「阿修羅…

インナーで コートなしでも ポッカポカ

今日は寒かった。朝出かけに、妻が買っておいてくれたインナーシャツをワイシャツの下に着て行くことにした。 コートを着ると電車に乗るのにうっとうしい。まずこっちからというつもりで着たのであるが、結果はコートがあるのと同じぐらいの感じである。 ヨ…

談志逝く 落語はさらに 遠ざかる

今日は図書館に行って、桂福団治のCDを借りてきた。大相撲の後、このCDを聞いて大笑いをした。福団治を聞いたのは30年ぶりである。春蝶の弟弟子で大好きな上方落語の若手の一人であった。やっぱり面白かった。こんな面白いものをテレビがやらない理由が…

冷や飯は 明るい未来の 糧となる

教室が狭く自習室がないので、今日は国語の先生が授業をする間、一時間本屋で参考書を物色した。このように物理的な要因で外に出なければならないのは何か寂しいものがある。反面、このような時は、なんとなく面白い本を見つけるものである。 今日は山本義隆…

えびす講 冬の訪れ 告げるなり

胡子講とは広島の商売の神様で、この時期露店が並び本通り界隈を中心に大変にぎわう大売り出しセールである。この時期にあり、毎年母さんが胡子講になったら炬燵を出してあげると言っていたのである。 今年も胡子講が広島で行われているとの報が、テレビでや…

辛いこと 買ってでもする 心意気

朝・晩冷え込み、辛い時期となった。仕事に出るのも億劫となる弱い自分が登場する。 こんな時、辛いことをやるのは楽しいことであると切り替えることが大事なような気がする。というのが、辛いことほどうまく行った時の充実感が大きいし、明日何をやろうかと…

自然との 共生こそは 和の心

ジミー大西と糸井重里の対談を読んだ。 ジミーは天衣無縫のようであるが、絵を描くことに対する喜びとその執着心はとても深いものである。 この話の中で特に面白かったのが、日本の自然は自然のままのようでいてきちんと手が入っている。里山や庭園の風景は…

リアリティ 教育の中に 組み入れよ

今日は広島大学附属福山中学高等学校の公開教育研究会があり、実践授業と分科会、全体講演会に出席した。この学校は、社会や生活の中で生じる問題解決能力・論理的思考力・科学的思考力すなわちクリティカルシンキング養成する授業を行う実験校として、毎年…

業種にて スポーツの好み 変わるかも

床屋のおじさんは70を過ぎているが、ソフトテニスの朝練に毎日出かけ同好会の人と楽しんでいるそうである。走り回って相手のすきを狙い打つのが痛快であるそうである。 おじさんが言うには、ソフトボールとかゴルフと比べてテニスの良い点はおとなしい職業の…

シリーズの 流れは五分に 熱入る

ソフトバンクが今日は勝ち、2勝2敗の5分となった。流れから行くとソフトバンクというところだろうが、馬原は使えず、セットアッパーも抑えも連投が難しい状況で明日を迎えねばならないことを考えるとそうも言えない。 中日の打てなさ加減もひどいもので、こ…

TPP 国民的議論 まだまだ続け

今日国会の予算委員会の中継を見ていて、思ったのはTPPは参加に向けての協議に参加したのであり、参加すると表明したわけではないという野田首相の答弁である。この人は議論を上手く避けるのが巧みな人である。まさに官僚の手本のような人である。 確かに…

人権と 自治とが人を 輝かす

山代巴の夫山代吉宗は終戦の年広島刑務所で獄死した。 この人は共産党員であったが上意下達の共産党の中で、一般の労働者・婦人・子供達の質問ができる雰囲気を作り出さねばと考えた。勉強会を立ち上げ、子供に童話を読み聞かせるような運動や婦人会も組織し…

救われぬ 醜き敵に わが身見る

五木寛之の新聞小説「親鸞」を毎日楽しみに読んでいる。京都から越後に流され、現在関東で教えを広めているところである。この小説は大変実話からかけ離れた部分を含んでいると思われるが、伏見平四朗という悪の塊のような男が、親鸞と因縁を深く持ち、執拗…

巨人軍 涙は誰の ため流す

巨人軍の内紛は見苦しい。日本シリーズで盛り上がるべき時に辞めてほしい。 清武という人は今までナベツネのお先棒を担ぎ、散々良い思いをしてきたくせに、ここにきて自分の立場が悪くなったら、自分の今までの問題点についての反省もなく、中立の立場のよう…

激論を 避けるうまさは ドジョウかな 

結論を決めていながら、考えているふりをして国会をやり過ごしたのにはがっかりである。ただ、TPP参加のための協議に入るというのは、確かに、参加の表明とはいえないというあいまいな部分を残している。 アメリカ相手にきちんとものが言える力がなければ…

TPP どうなる事かと 固唾飲む

TPP参加是非の結論が明日に先送りされた。一体どうなるのだろう。国民的大問題なので、国民的議論をせずして結論を得ようというのが、間違いだと思う。国会でTPPに参加することの良しあしを具体的にもっと議論を尽くす必要が無かろうか。昨日共産党の…

かすみ目は 老眼のためと 観念す

今日、眼鏡屋に行き、検査をしてもらった。疲れ目かもと言い張る私に「老眼ですね」との言葉。 調整してもらった眼鏡にその威力を実感した。そうか… 仕事の都合上遠近両用の眼鏡を注文した。足元を見るとき不自由であるそうだが、前方を見る分には問題なさそ…

モズ吠える 秋も深まる 立冬の朝

朝、起きて窓を開けるとモズが電線に留まり、高々とさえずっていた。高く響く声は冬の到来を告げる声である。テレビの天気予報によると今日は立冬である。 昨日、岡山に行く時朝ドラをギリギリまで見ていてあわてたせいか、携帯電話を忘れてしまった。幸い携…

色彩美 造形美とが ドッキング

ジミー大西展に行った。コメディアン時代ファンであった。誠実な芸は、他に代え難いものがあった。 彼が画家になり、その色彩の素晴らしさは話題になっていたので、是非見たいと思い美術館を訪れた。 色彩の見事さは素晴らしかったが、何よりその造形美と壮…

細かい字 ぼやけてかすみ 目が痛い

こんなはずではない。細かい字が良く見えない。神経を集中させると見えないこともないのだが… 目が痛くなる。 これは、観念せねばならないのか。老眼! 疲れ目もあるのかもしれない。もう少し様子を見ようとこのところ目を休めるようにしている。しかし、… …

アスファルト 点字ブロック 受け入れる

マップの前の横断歩道に点字ブロックが埋め込まれた。点字ブロックというのは、歩道上にあるものであって、アスファルト中には配置することができないものと思っていた。 技術の進歩でもあるが、何よりアスファルト上に点字ブロックを埋め込もうという意思が…

メルマガを 解除するのに 一苦労

楽天トラベルでホテルを予約した。それ以来、パソコンと携帯に楽天のメルマガがひっきりなしに送ってくる。パソコンに送ってくる分には後で消せばよいので問題ないのだが、携帯に送って来られると呼び出し音が鳴り、あわてて内容を確かめることになる。 これ…

キムチュンミョン 熱いハートを 書き記す

ガロアの数学の金重明が書いた歴史小説「版と義と」を読んだ。理屈っぽさと同時に熱い心を書ききることのできる人である。 時は戦国末、秀吉の朝鮮遠征の時の物語である。朝鮮は李氏朝鮮が建国して100年以上平和が続くとともに、身分制度が固定化され、役…

ホーミーは 浪花節か 念仏か

NHKBSプレミアムで水曜日8時から、アメイジングボイスという番組を放送している。これが面白い。 世界には驚異的な歌声がある。今日放送したモンゴルのホーミーは舌を使い唸り声にメロディと音程をつけたものである。番組を藤井フミヤと元ちとせが進行…

老い先の 長さ考え 楽しいな

新藤兼人監督の「ひとり歩きの朝」を読んでいる。来年100歳になる人であるが、これは、9年前奥さんの乙羽信子さんが亡くなってから6年ぐらい多たってからのものである。 孤独を味わう強さとともにさみしさをしみじみ表現していて、読んで辛くなるところもあ…