ホーミーは 浪花節か 念仏か

 NHKBSプレミアムで水曜日8時から、アメイジングボイスという番組を放送している。これが面白い。

 世界には驚異的な歌声がある。今日放送したモンゴルのホーミーは舌を使い唸り声にメロディと音程をつけたものである。番組を藤井フミヤ元ちとせが進行しているのであるが、フミヤによると浪花節や読経の声にその雰囲気は少し似ているところがあるということで、実際にその演者の前で「浪曲子守歌」を一節うなるとホーミーの歌手が結構近いと笑っていた。

 川のせせらぎや急流の音を模して出したのがホーミーの源流だそうであるが、腹の底に響くその歌声は何とも不思議で魅力的である。

 ちなみに民謡や浪花節を一時間じっくり聞かせる番組があっても良いのにと思いながら、ユーチューブを開くと、浪花節も民謡も結構あるからすごい。