今日は授業時間が一こま空いていたので、高橋秀全版画展を見に行った。
福山出身の現代美術家で私の大好きな人である。以前天満屋の個展があった時、本人を直接見る幸運に預かったが、まさにイメージ通りの人であった。
イタリアでエロスの作家と言われただけあって、女性の性器をまともにイメージしたシンプルな図案は何とも言い難いのだが、良い。
少し恥ずかしい感じがするが、明るいおおらかさがある。
20で上京し、ムサビに行くが学費が続かず中退している。それでもくじけず大成している。そのスケールは福山美術館の前の壮大な赤のドームを見てもわかる。
広島駅の広場にも彼の建造物があるそうで、今度確認しておきたい。