成績アップについて

 個人指導が主となり、つきっきりで教えることがほとんどとなった。熱心に勉強してくれるのでやりがいがあるのであるが、結果がすぐ見えるのでいろいろ気づくことがある。

 教える側が上手く教えたと思う時、以心伝心で生徒の方は分からない顔をしては先生に失礼だと思うらしい。その顔に安心し、模試で同じ内容の問題が出ているのを見つけて、結果を確かめると、実は全く出来ていない。ここで、これはこの前教えたではないかと切れてはいけない。相手はひとりきりである。切れると即、不穏な雰囲気になるのである。

 結局良い教え方とは、教材を与えすぎず、生徒が本当に分かったと思えるまでじっくり待つ度量を持つことではないかとこのころ思っている。
 この線で、頑張ってみて、また、結果を検討してみます。