成績アップについて

 成績アップについて、考えるのが仕事なので、いろいろ考えるのだが、どうも個別指導を行ってみると、集団指導をやっていた時と勝手が違う。

 集団指導の時は、効率よく教えることを心掛け、上手く教えることが第一だと考えた。
 しかし、個別指導をしてみると、生徒の消化量を見極め、消化に追いつかない量を与えすぎないようにするのが結局力をつけさせる早道であることがデータとして出てくる。
 どんどん与えることは、教えたという自己満足を満たしてくれて、気持ちが良いのであるが、自分の気持ちの良さを追求してはならないようである。