母さんの 介護で一日 のどかなり

 久しぶりに、母さんの見舞いに施設に行った。一日母さんの隣に座って、ボーッと座って母さんに話しかけたり、マッサージをしたりしながら過ごす。四肢不随なのでほとんど何も識別は出来ないのであろうが、行くと、目を覚まし、穏やかな顔や、苦しそうな顔や、つまらなそうな顔をしてくれる。半分は寝ているのだが、目を覚ましているときに、いろいろ話しかけるとこちらの心が落ち着く。
 思うようにならず、苦しいことも多いと思うが、頑張って生きていてくれる姿は本当にうれしい。

 母さん、また来るからねと言って、施設を後にしたが、本当に次に来るのが楽しみである。