柿たわわ 鈴なりのまま 冬となる

 今年は柿の当たり年のようである。たくさん柿をいただいた。しかし、柿はもぐのが面倒なこともあり、柿がなっていてもそのままにしている家が多い。
 田舎の方ではボランティアが要望を聞いてもぐのを助けたりしているようだが、せっかくの実り、無駄になるのはむなしい。暖かい話題作りにも是非そのような活動は盛り上がってほしい。

 ちなみに、最近の子供は「鈴なり」という言葉を知らない。木に実がなっていくのを待ち遠しがる経験がないのだろう。実るのを今か今かと待つ経験がないのはかわいそうである。