貧乏が 恥ずかしくない 世となりしか

 生活保護世帯数が戦後最高であるという。一億総中流と言われた時代がうそのようである。
 朝、通勤の人々の顔を見ると、苦しそうな顔をした人のなんと多いことか。

 国の借金が多いそうであるが、思うのはなぜあのように歳出の多くが金利に使われているのであろうか。この低金利の時代である。債務整理をしてもっと安い金利に切り替えられないのであろうか。こちらの財産はほとんど無利子に近い状態で預けさせられ、税金の形で取られたお金が国の借金の利子として金融機関に回っていくのはどうも納得がいかない。どうせ、無利子であるのなら、無利子国債と銘打った国債を買って、高い利子の国債の肩代わりを買って出る人は少なくないと思う。

 日本が金持ちである必要はない。お金のかからない世の中を国民が知恵を絞って考え、それをみんなが実行するようになればよいと思う。

 好きな事を存分にやるのに、お金は却って邪魔であると思う。