理想論 言わずに核を 語れるか

 石原氏が核抑止力を認め、日本が核を持つのがあたかも権利であるかのごとく発言している。

 橋下氏の発言も同じである。

 しかし、核は廃絶しなければならぬ存在である。日本は被爆国として、核の悲惨さを伝える義務がある。

 核の抑止力が正当なものだと言うならば、北朝鮮の核保有を認めざるを得ないし、アメリカの原爆投下を認めることになる。

 核を持ちながら、使わずに1000年以上使用しないまま済むということはそれこそ理想論である。速やかに廃絶に向かって進むしかない。