日本史に 充実の 日を過ごす考え

 センターに失敗し、私立受験を終えたK君は、今日マップにやって来て、発表の日まで、落ち着かないし、今更受験勉強はする気にならないので、やってみたいと思っていた日本史の勉強をするのだと言って、私の授業の片隅で、一人黙々と日本史の勉強を始めた。

 生物系の理科系志望の彼が、何でと思いながらも楽しそうに日本史を勉強する姿はほほえましかった。

 ちなみに彼の勉強しているそばで、見ていて、「五畿七道」の七道が、西海道南海道山陽道山陰道北陸道東海道東山道の7つで行政区域であり(江戸時代の五街道のようなものと勘違いしていた)、現在でも南海トラフ地震など地名としてゆかりのものが多い事を知り、面白く思った。

 面白い生徒を持ったと感謝する次第である。