アンソール 思ったよりは 明るいな

 今日は、午前中個人指導を済ませた後、アンソール展を見に岡山県立美術館に行った。駅から、1km程度で、ちょっと遠いが良い天気で気持ちの良い距離であった。

 ジェイムス・アンソールはベルギーの巨匠でガイコツや仮面の絵で有名であり、代表作の「陰謀」は明るい色の中個性の強い表情の仮面や妖怪の面々と言った感じで、油絵の鬼太郎と言った感じである。なかなか楽しませてもらった。

 しかし、80過ぎまで生きた割には、晩年の絵はとりたててすごいものは無く、ちょっと残念であった。

 特別展の料金で常設展も見られるのであるが、岡山県立美術館の絵は、小野竹喬、森谷南天子、岸田しゅうせい等見るべきものはあったが、福山美術館と比べても見劣りする感じである。福山でもピカソユトリロは持っているのである。もっと見ごたえのある絵を所蔵してほしいものである。