自己と自我 捨てたら自分は どうなるか

 安岡章太郎が何故面白いか?について考えた。

 無意識と向き合っているからだろうか。彼は自分でも説明できない行動を結構シャーシャーと小説中で行うのである。それが不可解であることを意識しながら、それを冷静に感じながら行動する。
 私のような周りを気にする人間には、虚を突かれた感じである。

 無意識と向き合う生活は深い喜びや、悲しみをこれからの人生味わうのに
必要なものかもしれない。若い時と違い、子供が成長した今、それが結構許されるときだけに、積極的に考えて見たい。