空襲の 悲惨さ告げる 企画展

 授業の合間に岡山シティミュージアムの企画展「戦争の中の子供たち」を見に行った。昭和20年6月29日の岡山空襲の様子を中心としたもので、見ごたえのある内容であった。138機の爆撃機によって、岡山の街は焦土と化した。
 焼夷弾は爆弾とは違いガソリンをゼリー状に包んだもので木造家屋を燃やす兵器である。猛毒で発火する黄リンを内包したものもあり、これらが10万個以上落とされた。

 恐るべき無差別攻撃である。狂気としか言いようがない。

 憲法の改正を叫ぶ人がいるが、戦争を導く軍隊はなんとしても持つべきではない。自衛隊を災害救助を目的としたものにし、最低限の自衛のみにとどめるものに改正するのであれば賛成なのだが…