はだしのゲン 過激な描写 何故受け止められぬ

 はだしのゲンの「天皇批判」を週刊誌などが問題視しているが、そもそも、天皇の戦争責任が無かったで済まされぬことは間違い無いであろう。
 天皇のもとということで戦争が行われていったことを考えると、当時、天皇の批判を叫ぶ民衆がいたことを、記述として残すのは大事なことである。

 天皇批判を許すことなく、天皇制の正当性を声高に叫ぶのであれば、北朝鮮と何ら違いは無いではないか。

 戦争の悲惨さをまた軍部の横暴をしっかり伝えていく責任が我々にはある。