恩田陸 蒲公英草紙 面白い

 直木賞を連続して受賞を逃しているという恩田陸という人の蒲公英草紙を読んだ。

 心地よい流れの文章で、時代の流れをしっかり感じさせてくれ、さわやかな気持ちとなった。

 今の時代、豆腐屋のラッパなど、少し前まであった生活の音が失われているという彼女の新聞での文章を読んだことがあり、興味は持っていた。