家族葬 身内だけで しめやかに

 妻のお父さんが亡くなられた。93歳で大往生である。もう近所の付き合いも、葬式に来ていただける年の方は少ないし、自身の友人知人も葬式におよびできる年齢ではない。そういうこともあり、葬儀会社の勧める「家族葬」を妻の家族は選択した。

 本人および妻の兄弟及び子供の家族など身内だけしか呼んでいないので、法事のような雰囲気であり、通夜のあとはパーティ−のようなごちそうとお酒が出て、結婚式のようである。娘がおじいちゃんの葬式ということで帰って来たが、親戚にあいさつができ可愛がってもらった。妻の弟の娘が3歳上で、小学校の先生をしているのであるがいろいろ話をじっくりすることができたようである。

 今日、葬式と集骨があり、これでもかというほどしんみり演出があった。

 近所の付き合いが無くなる寂しさはあるが、家族葬がこのまま主流になるようである。