皇室の 名品を見て 感心す

 吉兆庵美術館をネットで検索し、塾の移動中に立ち寄った。

 お菓子の製造元だけに、美術館の入場者に何かそういうサービスがあるかという邪心もあったが、そっちの方は全くにべもなかった。

 「有栖川の宮、高松宮ゆかりの名品」と題うった展覧会であったが、きらびやかなものから、手の込んだ小物まで見ごたえがあった。

 しかし、輪投げなどおもちゃまで素晴らしい工芸品でできており、息が詰まる生活を強いられているように思われ、気の毒な気もした。