佐野洋子 絵本の世界 満喫す 

 福山美術館の「佐野洋子絵本の軌跡」を妻と見に行った。

 佐野洋子の展覧会は娘が小学生の時以来であの時娘は百万回生きた猫のバッジをもらったのを記憶している。

 佐野洋子は晩年エッセイイストとして多くの文章を書き、その過激さが大好きだった。長新太が「地獄の鬼を手下にして描かせたような絵を描く人」という表現に見られるシンプルで厳しさを持ったものになっている気がする

 夫だった谷川俊太郎との夫婦生活はすさまじいエネルギーのぶつかり合いだったことが感じられる。