身元不明者 これだけいて ネットワークの無い社会

 家族が懸命に捜索願を出したりしていたにも拘らず、認知症の徘徊者が施設に保護されており、NHKの報道番組をたまたま出たことで7年ぶりに身元が見つかったという。

 施設が保護した人の身元を捜そうと言う努力をすれば、警察とのネットワークは出来たのではないか。

 今日のNHKの朝の番組を見ると、せっかくの家族の捜索協力も個人情報保護のため、受け付けない所が多いそうである。

 人権を本当の意味で、第一と考える社会にならなければならない。そういった考えがないがしろにされたまま社会が動いている気がして、恐ろしい。