干し柿を 軒に並べる 風情感じる

 妻がつるし柿を軒につるした。この色はまさに秋の色であり、黒く色づくにつれて、冬となっていく。

 母がつるしていたときには、うっとうしいものを干して、と思ったが、なんと言われても、干していた母の気持ちがわかるようになった。

 干さずにはおられなかったのだ…