純粋理性批判 電車で立って 読んでいる

 朝、座席の前で立っている人が熱心に本を読んでいる。タイトルがちょうど見えたので、失礼だが盗み見た。

 これが、「純粋理性批判」の新書で。、中の印があった、

 1781年、カントの著書である。当方、「イカなど焼いて、どうもいかんと批判する。」などと、年号を覚えているが、読んだことが無い。

 岡山に着くと、大事そうにしおりを入れて、バッグにしまって降りる姿は、神々しくさえあった。

 哲学、面白いのかもしれない。