文書問題 なかったにして そのままか

 前川氏の「文書が存在した」との指摘が、うやむやになりそうな様子である。首相は怪文書に踊らされた前川氏が悪いかのようにラジオで言っているようだが、まず、文書が存在したかどうかが問題なのである。問題をはぐらかさずに、文書の存在の有無の調査を政府はすべきである。

 政府に都合の悪い文書が勝手に処分されることが問題にならないのであれば、民主主義でも何でもない。