母さんの見舞いに行く

 二度目の脳梗塞に見舞われ、意識の回復も難しいといわれた母は、ありがたいことに、意識が回復した。
 ただし、右半身に加えて左半身もマヒし、食事は直接口から取り入れることは難しいということで、胃に穴を開け直接食物をとりいれる方式=胃ろうの手術が必要となった。誤嚥性の肺炎の危険性のためこの手術は広く行われているものだそうである。
 ただ、弟が母さんに話しかけを根気よく続けてくれており、難しいと思われていた車いすでの散歩もできるようになっている。顔つきも穏やかで、見舞いにも精が出る。また、出来るだけ見舞いに来たい。