生命は 全体的にしか 動けない

 福岡伸一氏によると生命体は動的平衡のもとに活動しているらしい。

 人間は、頭で考え行動しているつもりになっているがそうではない。頭より先に、体の各部が一団となってやりたいことをやるようである。動き出したら、頭で止めるのは難しいようである。「分かっちゃいるけどやめられない。」なのである。

 自分が何をやりたいのかは、深層心理という言葉に置き換えても良いと思うが、手や足さきまで含めた体の各部の動きを把握しながら考える必要があるのかもしれない。