先が見えたら終わり と言っていた自分が 懐かしい

 先が見えない時代である。思うに青春時代、先が見えないということは素晴らしい事で、先が見える人生などごめんだと年長者に突っかかったものである。

 今先が見えない時代が来て、先が見える人生の方がいいのうとぼやく自分に思わず笑ってしまう。

 願いかなってやってきた先が見えないワンダーランドを、もがき味わいながら生きて行くのもいいか。