三島論 歳月超えて なお盛ん

 別冊文春の三島由紀夫特集号を立ち読みした。

 横尾忠則の文章と若松孝司と森達也の対談など面白かった。

 三島はメジャーとマイナーを分け隔てなかった。と横尾は言っているが、確かに、彼はそのような区別を超えて、面白いものを選び出した。面白いものを認めるということでは政治的なイデオロギーも飛び越えていたと思う。

 徴兵制に反対であったのは意外であったが、内戦を想定した国防論はなかなか面白かった。