監督人事 いろいろあると 感慨深し

 オリックスの監督に森脇氏が決まった。地味な人であったが、何ともいえぬ存在感があった。カープの津田の親友で津田が入院した後、九州にまで何度も見舞いに行ったそうである。

 ソフトバンクでは王監督が癌の手術をするとき、代行をした。派手さも、口のうまさもなさそうで、選手としての経歴もどうということは無いのに、大したものである。

 また、WBCの監督に山本浩二が決まった。カープの監督の最後の年の弱さを覚えているだけに、すっきりしない人事である。オリンピックでも星野とともに、悪い印象がある。古田をコーチにするなど、コーチ人事をしっかりできるかどうか注目してみたい。

 カープの野村監督の再任なども含め、監督人選について、いろいろ考えさせられる。