大地4巻 読み終え 気分高揚す

 「大地」を4巻まで読み終えた。人間の醜さと素晴らしさが革命前の中国を舞台にみごとに描かれており、気分が高揚した。

 超階級的ヒューマニズム反革命的だという批判があったようであるが、ヒューマニズムはもともと階級を超えたものなのだと思う。

 他の人間の尊厳をきちんと尊重できるかどうかが、生きる上で常に試される気がする。

 古いもの、新しいものに固執せず、人道にかなった道を踏み外すことなく毎日を過ごしていきたいものである。