未来の党 代表辞任の 批判に首かしげる

 未来の党代表の嘉田さんが辞任するということに批判があがっているようであるが、理解できない。

 未来の党には期待したが、この国のマスコミには全く支持されなかったようである。あれだけ負ければ、辞任は仕方がないと思う。しかし、彼女が国政に手を挙げたことは評価すべきであると思う。

 橋下のいう「政治をやることが市政を本気でやることだ」という主張は正しい。地方の政治を本気でやる上で、国政に議員を送る必要は絶対的にあるだろう。

 今回ある意味、地方からの政治への参戦という意味もあったと思う。それをつぶすために、争点が煮詰まらないうちに年末に決着をつけようとマスコミ、財界に踊らされた解散であった気がする。

 自民党が勝ち、株が上がっているようであるが、大企業が儲かっても利潤は株主に集まり、経済格差が広がるだけである。大企業はもっと儲けることしか考えないのだから。

 地方の目から見た豊かさ、原発廃止とともに考えねばならない問題だと思う。