コレクター 全くすごい コレクター
福山美術館に日本伝統工芸展が明日まで催されていることをテレビで知り、急きょ出かけた。
金城一国斎の作品があるということで見逃せないと思った。陶芸、漆、人形、金工、染織とどれも素晴らしかった。
せっかく来たので、ついでとも思い、常設展に足を運んだ。今回は、安田コレクションと称して、井原の医師であった安田博志氏の寄贈した100点の作品のうち76点が展示されていた。
いきなり、ピカソの小品から始まり、ルオーの大作、マティスのリトグラフ、ミロの連作、シャガールの油絵、マルケ、ブラックそしてビュッフェ…掛け軸も小野竹喬、岸田劉生、棟方志功、金島桂華、等
自身も外科手術の傍ら、夜に描き続け、美術展に出品していたらしいが、そのコレクターとしてのセンスと熱意には驚くものがある。
ルオーの「ユビュ王」は素晴らしかった。