源氏物語 孤独を見つめる すさまじさ

 橋本の源氏物語を読み始め、若菜の巻にまで至っている。源氏が上皇に准える地位にまで上り詰め、権力と自信の欲望との乖離とか、世代のギャップ、女と男の人生観などが主題となっていく。

 年を取ると、孤独を見つめざるを得ないことを示しているのは凄みを感じる。

 これ以降、源氏の次の世代の話となるらしいが、頑張って読み進めていきたい。