美術館 友の会に 入会す

 友人が再雇用で美術館に就職しているということを、同窓会で知り、この際、友の会に入会することにした。

 ちょうど「歌麿とその時代」という特別展をやっているので妻と一緒に出かけ、入会した。

 「歌麿とその時代」展は、浮世絵版画と肉筆画136点が展示され、美人画がずらりと並び見ごたえがあった。当時の遊廓や料亭の贅を凝らした様子を描いたものは江戸の文化の底深さを感じさせた。

 歌麿が晩年、贅沢をあおる絵を描いたとして、入牢3日、手鎖50日の刑を受けたなど不遇であったことなどの話を知り、面白かった。