往年の テレビドラマに 感慨を覚える

 BS12で渥美清の「泣いてたまるか」を放送していたので、録画したものを今日見た。

 どうしようも無いただの善人の話である。「ラッパの善さん」。戦争をいつまでも引きずり、何かあると子供に自慢し、夜中でもラッパを吹き、迷惑がられる。

 こういうどうしようも無い人間が子供の頃、いっぱいいた。迷惑がりながら、酒の上の愚痴を聞くものだとなぜかみんな思っていた。
 テレビでこのように称えてさえいた。

 このように生きることは難しくなっているが、胸を張ってこのように生きる人間となりたいものである。